ママ・パパの心と体を守るセルフケア術
「子どもの世話で1日が終わってしまう…」
「自分のことなんて気づいたら全然かまってない」
「疲れてるけど、休んでる時間なんてない」
そんなふうに感じていませんか?
子育てをしていると、どうしても「自分より子どもが最優先」になりがちですよね。
でも――
自分を後回しにしすぎることが、実は子育てのしんどさにつながっているかもしれません。
今日は、そんなママ・パパに届けたい、
“自分を整える”ための小さなセルフケア術をご紹介します。
「自分のことは後でいい」から抜け出せない理由
多くの保護者が、自分の心と体のケアを後回しにしてしまう理由はシンプルです。
✅ 子どもに手がかかる
✅ 家事・仕事が終わらない
✅ 少しでも時間ができたら休むより片づけたい
これはもう、親であることの“あるある”ですよね。
でも、この「常に自分をあとまわしにする生活」を続けると、
✔ 疲れが取れない
✔ イライラしやすくなる
✔ 自己肯定感が下がってくる
✔ 子どものちょっとした行動にも反応しすぎる
といった“心の赤信号”がじわじわ点灯してきます。
子育ての土台は、「親の余裕」から

よく「子どもは親の鏡」と言いますが、
実はもっと重要なのは、「親のコンディション=子育ての土台」だということ。
親に余裕がないとき、
子どもは敏感に空気を読み、無意識に遠慮したり、反発したりします。
逆に、親がほんの少しだけでも“自分を大切にできている”状態でいると、
子どもも落ち着いてきたり、自然と笑顔が増えたりすることがあります。
つまり、セルフケアは“自分のため”であると同時に、“子どものため”でもあるんです。
今日からできる3つのセルフケア習慣

「時間がない」「続かない」「気力がない」
そんなときでもOK!
まずはこの3つから試してみてください👇
✅ 1分深呼吸タイム(朝・昼・夜)
バタバタする毎日の中で、1日たった3回、1分だけ“呼吸を意識する時間”を取ってみてください。
やり方は簡単:
- 静かに目を閉じて、鼻からゆっくり吸う(4秒)
- 吐く息を少し長めに(6秒)
- 「今、吸ってるな」「今、吐いてるな」と心の中で実況中継
これだけで、
✔ 自律神経が整う
✔ 思考がクリアになる
✔ イライラ・焦りがリセットされやすくなる
子育ての切り替えスイッチとしても超優秀です。
✅ 朝一番の「自分だけの一杯」を大切に
コーヒーでも白湯でもOK。
朝起きたら「自分のために淹れた一杯」を“静かに味わう”時間を作ってみましょう。
ポイントは、
☕ スマホを見ない
☕ 子どもの声より先に“自分の心の声”を聞く
たった5分でも、“自分に戻る”時間になります。
✅ 「今日できたこと」を1つメモする
夜寝る前に、「今日、私ができたこと」を1つだけ書き出してみてください。
・子どものプリント出し忘れなかった
・イライラしたけど怒鳴らずに済んだ
・夕飯ちゃんと作れた!コンビニでもOK!
どんな小さなことでも、自分を“できた人”として締めくくる習慣が、
✔ 自己肯定感アップ
✔ 明日を前向きにスタートできる
という好循環を生み出してくれます。
「ちゃんとできてない…」と思ったら

疲れてると、何をしても「まだ足りない」と感じてしまいがちです。
でも、子育てに「完璧」なんて存在しません。
比べるべきは他の誰かじゃなくて、「昨日の自分」。
「昨日より少し、自分にやさしくできた」
「イライラしたけど、立ち止まれた」
「寝る前に“ありがとう”って言えた」
それだけで、100点満点なんです。
最後に:あなたが健康で、笑っていることが一番の子育て
子どもにとって、
一番の安心は「親が元気でいてくれること」。
一番の手本は「親が自分を大切にしている姿」です。
だから、自分を大事にすることに罪悪感を持たないでください。
むしろ堂々と、自分を労ってください。
あなたが笑っているだけで、家庭は自然と明るくなります。